ドアの役目

玄関のドアが開かなくなった。というより、閉まらなくなった。

こう、雪模様が続いたので、ドアの下の木枠が水を含み、膨張したからか、ドアを開けたら、もう二度と閉まらないという状態になった。寒い上に防犯の点から見ても、このまま放置はできない。

大家さんのデビーさんが朝早々に道具箱を持ってきてくれた。二人でああでもない、こうでもないとやっているうちにお昼も結構過ぎた時間になってしまった。ヴラデミア(handyman修理屋)さんが別件で来たので、デビーさんが「ねえ、これどうすればいい?」と質問したら、にやりと笑って、「払ってくれたら、教えるよ。」と言って去って行った。

ドアの開閉が自由にできて、しかも閉まっているときは寒風が入らないように隙間なく閉まるとか、必要な時はカギがかけられるとかができる状態にするのがいかに大変かということを味わい続けた一日になった。

ドアの下部のパッキンを取り外し、新しいパッキンをつけようとしたが、閉まらない。そこで、パッキンなしにしたんだが、今度は隙間風が入ってくる。そこでホームデポで目張りを買ってきて、目張りをして寒風を防ぐという一時的な処置を行った。すると、なんとカギがかからなくなった。しょうがないので目張りをカギの周りだけはずしたりしてまあ、どうにかカギもかかるようになった。一応開くし、閉まる。一応寒風も入ってこない。目張りがいつまでもつのかという疑問もあるし、パッキンがないので、木枠とドアの下のメタルが直接あたって開閉がしにくくなってしまった。でもまあ今日は3時も過ぎたので、とりあえずこれでいってみようということになった。

こんなことから、普段はあまり何も思っていなかった他の家のドアの位置や、つけ方、大きさなどが気になり、注意してみてみた。

結構、多様性がある。しかし大きく分けて大きく明るいドアと目立たない小さいドアに分別できる。、その家のドアを見ただけで、なんとなくその家が開放的な家なのか、閉鎖的なのかが推察できるようで面白いと思った。


開いたり、閉じたりが何回もスムースにできること
開くときは大きく開けられること
閉じるときはきっちり閉じることができること
時にはカギを閉じて外敵が入ってこないようにできること


ふむ、他人とのコミュニケーションの原則と同じじゃないかね。