ケニアのアレックスくんに話を聞いて考えた日本人の向かうべき道

家に長男の友達でケニア人のマイクアレックスくんがやってきたのはとある小春日和の週末だった。。 彼はスマートな25歳で経営を学び、日本語を学び、そして今回は大学院進学の前に日立のインターンとして働くために来日したのだという。 ちょうど、その頃…

東日本大震災

3月10日に本帰国した。 それから5ヶ月もたった。帰国翌日に大震災が起きたので それから今まで いろいろな事を感じたり 思ったり、考えたり、考えさせられる事が多かった。 被災したとは言えない私にさえ なんかこう空回りしているような それでいて 現…

若者よ。仕事は選べ!

今日クリーニング屋さんに行った。 小さなクリーニング屋さんだけど、中に人が3人。 レジ係と中で仕分けしてる人と、 洋服にコロコロ(埃や毛玉をとる)をしてる人がいた。コロコロ回して、時たま毛玉を手で取ってる。 あれを一日中しなければならないなら …

志と渇望: 思った通りにやるのだ。

今朝、ヨガの先生が 「思った通りにはならないが、やった通りにはなる。」 という書を見せて下さった。本当にその通りだと思う。 凡人の私は 思った通りにやったことが数少ないので、結局 「思った通りにはならない」ことが多い。 思った通りにやれば、 思っ…

アイルランドの一人のおばあちゃんから産み出されたもの

先週の土曜日、斜め向かいの家の方から 「ちょっととっても急なんだけど、 今日従兄弟が沢山集まってて よかったらご飯食べにこないかと思って、 どうかしら?」 と誘ってもらった。 彼女の名前はWanさんと言う。 中国系の顔立ちをしている。 シンガポールで…

21世紀の桃太郎へ

中学3年の息子の高校受験が佳境に入ってきている。今回の模試の中には満足な結果がでた教科があったようだ。「でもさ、俺って すごく波があるんだよね。」 「生きてるからリズムみたいなものは あるのかもね。」 「だけど、俺波って好きなんだけど。波って…

自分から湧き出る泉

大きな枠組みをダバーっと一人で変えようと思っても 難しいとつい昨日の記事で書いたばかりなんだけど、 逆もまた真なり(?)で 大きな枠組みをつくっていくのも 実は一人からなんだなぁーと思う。 生きているというのは 川の流れを泳いでいるようなもので…

遅れてやってくる奴

日本の国民性として 違うもの、変わったもの よくできすぎるものなど ある一定の範囲に揃っていないものを 面白がることはあまりなく それをむしろ面倒に思って、 排除したくなる性質があるのでは、 というようなことをtwitterで書いてみた。すると 日本人は…

わたしの9.11

9年前の今日起こったことを書いてみようとおもう。 9年前の9月11日、私はニューヨーク州に住んでいた。 9年前も、今日のようなこんな快晴だった。 夫はマンハッタンのミッドタウンにオフィスがあった。 家族全員が初めてのNYの地に降り立ってから、5…

自分をかけてアホな意見でも言おう

下の息子がPCを見ながら 「なんか、日本人の意見って極端なのが多いな。」 と言う。 ずーっと我慢して決死の覚悟の「一揆」あるいは、黙って見ていていきなりの「この葵のご紋が目に入らぬかぁ!」 このようなアプローチが日本では多いのではないだろうか。 …

人生の最後まで好きなことをして生きるために

日本の受験塾の説明会などで MARCH以上でないと今就職は厳しそうだ という大学生の現状を聞いたりすることがあった。 それは私がまだ日本にいた2年前の話しなので、 リーマンショック直前のことである。今はどういういわれ方をしているのか 知らない。 当時…

Dad, say sorry say It's all my fault.

親しくしている友達のお父さんの話。彼女のお父さんはイタリア移民で NYPD(ニューヨークポリスデパートメントの略)だった。 彼女のお母さんは17歳のとき スウェーデンからやってきて、18歳でお父さんと出会って 19歳で結婚した。2人は彼女を頭に4…

アメリカというゲーム

米国とは・・・・とは言い切れない。 何故なら、 貧富の差 人種の多様性 広大な土地(日本の約30倍)柄 が’半端ないからだ。 都会と田舎でも違う。 例をあげよう。 今私が住んでいる米国で有数の裕福なコミュニテイ、 グリニッチという小さな町(人口約6…

基本的な幸福

"Happiness is inward and not outward; and so it does not depend on what we have, but on what we are." - Henry Van Dyke 『幸福とは外面的なものではなく 内面的なものである。 だから、我々が何を持っているかで 幸福が決まるのではなく、 我々がどの…

「育ちがいい」ということ

「育ちがいい」って 上流階級に生まれた とか 裕福な家にうまれた とか そういうことではないと思う。 「育ちがいい」って どれだけ 自分が愛されている ということを 実感できてきたのか だと思う。 「育ちがいい」って どれだけ 素晴らしい人と 出会えてき…

一瞬の中の永遠に輝きをもたらすこと

Inception観た。 Inception: The Shooting Script作者: Christopher Nolan出版社/メーカー: Insight Editions発売日: 2010/08/17メディア: ペーパーバック購入: 5人 クリック: 70回この商品を含むブログ (7件) を見る面白かった。 まだ公開中なので詳しいこ…

LOVEのススメ

Love という言葉について考える。 聖書のLOVEをなんて訳するかとても困った 修道士が「ご大切」と訳されたのは 中々良いセンだと思う。 しかし 今、loveというと、 やはり「愛」と大体の人が思うのではなかろうか。 日本人は奥さんに「愛してる」とかあんま…

WAYを行く者

To be OLD and WISE,you must first have to beYOUNG and STUPID という落書きを見た。 そうなのだ。我々大人もバカな愚か者だった。 どんなに賢い人でも 若い頃は愚かだったことがあると思う。 ずっと賢かったと思っている大人もいるかもしれないが、 そん…

読書感想文とブックリポート

読書感想文を夏休みの宿題に出す学校も多いのではないかと思う。読書感想文と言えば 10数年ほどまえに実家を建て替えるというので 昔のアルバムや、私が書いた作文が父から送られてきて その中に読書感想文を見つけたことがある。 「ごんぎつねを読んで」…

Parley! Parley!

息子とパイレーツオブカリビアンの1から3まで3本続けて観た。パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(期間限定) [DVD]出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社発売日: 2017/06/21メディア: DVD購入: 7人 クリック: 76回この商品…

京都望郷・青春彷徨・追悼梅棹忠男先生

京都で育った。 京都といっても、桂というところで 桂離宮の近くに家があった。 今も母と弟一家が住んでいる。桂は京都の中では、湿地帯が多かった西の方で 都というには寂れたところだったらしい。 だから土地の人は 繁華街の烏丸や河原町に出るとことを 「…

社内公用語英語化の意味:日本人はそんなにいらない

なんか、先の社内公用語の記事を書いてから、居心地がわるいというか、 座り心地が変というか、そんなお尻の安定の悪さを感じていた。それが、なんなのかわかんなかったけれど、 「どの程度の英語化なのかによる。 監督者の能力にもよる」とご指摘いただいて…

サッカーと社内公用語(ワールドカップに寄せて)

日本では、楽天とユニクロの社内公用語が英語になったと話題になっているようだ。ビジネス用語、世界公用語、リンガフランカと考えて、ふと思い出したのは中国系アメリカ人の友達と交わした昔の会話だ。それは、彼の家でそこのうちのおばあちゃんが中国のテ…

ゆとりの子らよ、大志を抱け!

3番目の子どもが、小学校に入学した年に「ゆとり教育」が始まった。 長男は高校入学。長女は中学に入学した年、2002年だ。 「ゆとり教育」は、学校で教える内容をhow ではなくwhy重視、かつコンパクトに教え、しかしながら定着させるための演習は家庭で…

群れを率いる

鳩山さんか急に辞任したことに対して たくさんの議論がされている。 USA TODAYの鳩山辞任の記事のコメントに 4th in 4 yares! Definitely should raise a doubt about the leadership in that country. と書いているアメリカ人(住所書いてなかったけど、多…

サッカーの試合に絶対負けない方法

絶対にサッカーの試合で負けたくなければ サッカーの試合に出ないことである。 絶対にテストで悪い点をとりたくなければ テストを受けないことである。 絶対に失恋したくなければ 恋をしないことである。 絶対に傷つきたくなければ 誰も信用しないことである…

アメリカ社会の財産

アメリカという国では、 と一言では言えないということを つい昨日書いたばかりなのに、 それでも 言えそうなことがある。 それは、 早寝早起きだ。 アメリカ人は一般に早起きが好きだ。 日の出とともに起きる感じ。 学校も早く始まる。 多くのアメリカの学…

アメリカになりたいアメリカ

アメリカと一口にいっても 大変広い。NYとLAの距離は 東京とインドのボンベイくらい。 時差は3時間。 インドのボンベイまでの間には 海もあるが、 NYとLAの間には アメリカ大陸がある。 NYとLAその間にも9つ位州があるのだ。南北だってすごく広い。 アラス…

自由その2

精神、頭脳はあらゆる束縛からとかれて 自由でいることができる。心の窓を開くと 自由になれる。 自由になれないのは、 肉体である。 頭の中ではいろいろ自由に考えられても、 肉体の自由がきく範囲でしか行動できないのが人間である。 3日間寝ないで過ごす…

自由

自由の国と言われるアメリカに住んでいて、 日本人の思う『自由』と アメリカの『自由』には微妙なズレ、 『自由』ということの意味に 違いを感じることがある。 多くのアメリカ人は 『自由』とは 手に入れるものだと考えていると思う。 私の知っている限り…