Mad as a March hare

3月になった。
3月は好きじゃない。



暗く寒い冬に飽きてきところ
明るい日差しに
そろそろ春ね!という期待がおこる。


しかし
その期待をいつも
そして何回も裏切る3月。
中途半端な君。
本当に君にはがっかりだ。



その上
日本では花粉が飛び交う。
体の中から外から
ざわざわする。
すっきりしない君。
本当に君は迷惑そのものだ。


そして
年度末。
去っていく人を見送る。
さよならするものも多い。
終わっていく君。
本当に君は残酷だよ。



ああ、
こんな文章を書くなんて
もうやっぱり
3月に毒されている。



中途半端で
すっきりしないで
しかも
終わっていく、、、


あれ?
人生に似てるな。
中途半端で
すっきりしないで
しかも
終わっていく。


でも生きていくということは、
その中途半端ではっきりしないところに醍醐味があって
終わっていくところに価値がある。



だとしたら、
3月を好きにならなくてもいいけれど
せめてこの3月のmadnessを楽しむ余裕が自分にほしい。



どうせすぐ去っていく3月(人生)なんだもの。




このちょっとめちゃくちゃな状況を
いかに楽しめるかが
来年度(あの世)を分けるんだ。

なんだか、力がわいてきた。



よし、こい!3月。
さよならはこれからだ。