宇宙の法則

小さな塾をさせて頂いていて
あることに気付いた。

それは、母親から見たお子さんに対する
家庭内評価はやがて外の社会評価となっていくということだ。
この法則は、経験を通して解ったものであり、
頭で考えたことではない。
母親のそのお子さんに対する評価と
社会からの評価がほぼ同じになっていくという
この法則は、人が作ったのではない。
物理の法則のように、
宇宙の真理の法則だと私はおもうのだ。



しかし
表面だけで信じてもこの法則はきかない。


子供が大人になるときかない。




そして
母親と不幸にして一緒に暮らしていなくても
誰かが母親のように接しくれたら
母親がいなくてもこの法則はきく。


たとえ
今現在
どんなにおかしな状況に陥っていても
闇雲に信じてくれる人がいると
ほんとうに嘘みたいな話なんだけど、
子供はその状況から抜け出してくる。


たとえ
今現在
どんなに素晴らしい状況にあっても
心配ばかりしていると
どうもその心配が
現実味をおびてくる。



私が知る限り、
この法則が大きく外れたことはない。


子供に不安を感じている人の子さんは
だんだんと
その子供がほんとうに不安な感じになってくる。



子供をばかだと思っている人(いるんです!)のお子さんは
ほんとうにその期待に応えるように
子供の学力がどんどん低下して
考えたりするのが嫌いになっていく。



逆に、
この子は心配だ。。。と思うようなお子さんでも
母親の評価が高い子は
だんだんと
不思議なことにその期待どおりになっていくのだ。






もしこの法則が間違っていたとしても
その子が警察のお世話になるような段階までいって
事実悪事を働いていたとして
母親ががその子を信じてやっていることで
何かその子が損をするようなことはあるだろうか。


世の中すべてが自分の子供を避難しているような状況があったとして
母親ががその子を信じてやっていることで
何かその子が損をするようなことはあるだろうか。


だから
子供の幸せを祈る母親なら
その子を盲信してしまって
なんの損もないと思う。