消費から創造へ

物が売れなくなった、
という。


CDも売れていない。
だって、ネットで流れる音楽がタダで
あるいは安い値段で聞けるのに
何故CDを買う必要があるのだろうか。
CDのディスク等を手に入れたいのではなく
音楽を手に入れたいのに。



しかしこんな時代になって、
かえって、本物の音が聞きたいと
ライブやコンサートが見直されているという。



また、自分で音楽をつくって楽しむひと、
そのつくった音楽をポストして
分かち合うのを楽しんでいる人も
多くなってきたという。




本や雑誌も同じような
道をたどるのではないだろうか。



本の紙や表紙が買いたいのではなく、
その中身を手に入れたいのだ。



こういう潮流では
実際にその人物に会う
講演とか討論会に赴くことが
きっとすごく意味を持つと思う。



また、自分で自分の意見や考えをポストして
みなさんと分かち合ったりするのを楽しんでいる
(このブログもそうなんだけど)
人も多勢いると思う。





そうなんだ。





大事なのは何を手に入れたいのか、
また何を伝えたいか
つまり、コンテンツの問題だと思う。



コンテンツがよければ
それがtwitterだろうが
本だろうが
iーphoneだろうが
CDだろうが
ラジオだろうが
ウィンドウズだろうが、
アップルだろうが、
youtubeだろうが
レコードだろうが
週刊誌だろうが
Googleだろうが
漫画だろうが
映画だろうが
ブルーレイだろうが
テレビ放送だろうが
なんでもにのって
広がっていくだろう。








また一方で
ネット社会だからこそ、
実際に実物にあったり、
何かを一緒に経験したり
同じ時間を一緒にすごしたり
ということがとても特別で重要な意味を持つと思う。





本当に意味のある手に入れたい中身は何なのか
ネットを離れた世界で、肉体を使って何がしたいのか
この2つを追っていくべきではないか。




ここに商売のタネがあるのではないだろうか。


コンテンツがよければ、
いろいろな媒体にのっけることで
すごく儲かるかもしれない。



また
ものつくりの発想ではなく
ものを運用して、うまく届ける
あるいは場を提供する
そのようなサービスは儲かるかもしれない。




新しい機能のついた便利なテレビが欲しくなる時代ではなくなった。





新しく面白いものそのものが欲しくなる時代



新しく面白いことを経験したいという時代になったと思う。







もう自分たちのことを消費者とかいうのをやめた方がいい。




生活とは消費することではないはずだ。



生活とはものや経験を購入などして手に入れ、
人生を創造していくことだ。


何をどのように手にいれるのか
何をどのように分かち合うのか

もっと創造的に生きていこうよ。