jorge ordonezさん

この人は、フランコ総統が亡くなったあと、すっかり駄目になってしまっていたスペインのワインを再生しようと何が良くて何がだめなのかをブドウ農家に教え、アメリカにスペインのワインのよさを紹介し輸入させて成功した偉い商人のようである。ロバート・パーカーさんにこの20年でワイン業界におけるもっとも重要な人物の一人と言わしめたらしい。この人の画像を見たら、だめな時でもなんかこう元気がでそうでその上うまい商売ができそうな予感を感じさせる顔つきをしている。近くにいて、時々からかいにやってくるおじさん的存在になってほしい人だ。

このおじさんの赤ワインを飲んだのが昨日なのだが、今日はこのおじさんの白ワインを飲んだ。ジェフが赤と白と両方ジョージオルネズさんでいってみたら?と提案してくれたので、言われるままに買った。値段は10.99ドルだった。

100%VERDEJOと書いてある。緑色のブドウなのかな。paso a paso の意味は一歩一歩

きれいな薄黄色のワイン。香りは、青臭さがつんと鼻にきたあとで、イーストのような香りがあがった。
ラベルには、摘みたてのモモ、明るいシトラスのアクセント、美味しいリンゴとキイウィの芳香と書いてある。

場所はラマンチャマドリードの南に広がる高原で風が強い地区らしい。アラビア語で「乾いた土地」という意味だそうだ。ドンキホーテの舞台となった土地である。

飲んだ感想
甘くはない。酸っぱい気もするけど、酸味が強いというわけでもない。クリ―ミィな感じすらある。一口、二口と味が変わる。シトラス、青リンゴ、そんな感じがミックスしてる。
夫感想
やさしくでも柔らかくない実直な味

今日の料理
クレソンのサラダ チーズ胡瓜トマトのせクラッカー、牡蠣のミルクチャウダー
(このワインには、ヒラメのこぶ締めとかが合ったかも、でもおいしかった)

TP7/10