海のワイン

スペインの北西、ちょうどポルトガルの真上あたりにあるrias baixas(リアスバイシュス)というところのワインを飲みました。エメラルドグリーンに輝くこの地域は、スペインの熱く乾燥した気候とは違い、湿った温暖な海の気候だそうです。スペインと言うより、アイルランドに近い気候らしく、この地方一帯の呼称、Galliciaはケルト語だといわれています。どうも、ケルト人は紀元前11世紀にはこのあたりに住んでいたらしいのです。それで、バグパイプのような楽器も古くから民族楽器として残っているそうです。このあたりの言葉は、半分スペイン語で半分ポルトガル語だそうです。


VERDEMAR albarinyo100% (みどりの国、あるいはもちろんみどりの海の意)
Producer:Bodegas Montecillo, Wine Makere:Maria Martinez-Sierra 7.99ドル

この作り手は、リオハの赤ブドウ、テンプラニーリョを1874年から作っているところです。
マリア・マルティネス・シエラさんという人が、それに対抗するスペインの古典的な白にこだわって作ったのがこのアバリーニョ100%の白ワインです。酒屋のジェフさんがこの作り手が好きだと言って勧めてくれたワインです。

香りは、グレープフルーツのような甘酸っぱいいい香り、でも飲んだら、妙にしょっぱい感じがしました。夫はそれは「海」だからだ、というのです。そう、甘くはないし、何かミネラル、石?のような味がしょっぱくするのです。きっと、生ガキとかと飲むといいのかもしれません。
いや、エビのカクテルのトマトソースのほうが合うかもしれません。カイエンヌペパーを利かせた魚介類のトマト煮とか。。。

合わせたお料理
いか大根。きゅうりイカ塩辛のせ。生姜ご飯。(あんまり合わなかった)ゴーダチーズとセロリ

TP6/10

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