思春期の子どもを持つ親の役割

思春期の子どもを育てるのは難しい。 彼らは 依存しながら 自立していくからである。 そんなジレンマに親子で日々 頭を悩ませているときに 子どもはほっといても育つ。 自由にさせとくのが一番。 干渉してはいけない。 見守るだけで十分である。 環境を整え…

ひよこの祈り

我が家に家族全員で教会に行けていた時代があった。お祈りを眼を閉じて一生懸命している子供に、 「なんのお祈りをしたの?」 と聞くと、 「ひよこの祈り」 と言う。 続いて、 「ほら、神父さまがいつも、いうでしょ、 「ひよこの祈りを聞き入れてくださいっ…

ムッシュムニエル

今日は、不思議な一日だった。 昨日の夜に思い立って、「そうだ!MOMAに行こう。」 とお友だちを誘って、今朝は朝9時から駅に向かった。朝日がまぶしい、カラリとした朝である。 電車でグランドセントラル駅まで約50分。 9時台の電車はまだお勤めらしい…

消費から創造へ

物が売れなくなった、 という。 CDも売れていない。 だって、ネットで流れる音楽がタダで あるいは安い値段で聞けるのに 何故CDを買う必要があるのだろうか。 CDのディスク等を手に入れたいのではなく 音楽を手に入れたいのに。 しかしこんな時代になって、 …

母の日

今日は母の日でもあった。 プレゼントにフランスのデザートワイン、ムスカデットをもらった。 夫と息子からカード。 日本の長男、長女からファクスももらった。 全ての生き物は母から生まれる。 自分もその母でいることができた幸運に感謝。 子供たち兄弟が…

銀婚式

なんと、銀婚式になった。夫と以前買っておいたフランスのロゼシャンペンで乾杯をした。 コルクは結婚記念日に毎年集めているんだけど、 とうとう25周年とコルクにかかなきゃ。ロゼシャンペンはドライで酸味があって、でもフローラルな香りで エレガントな…

アンチエイジングの講話を聞く

昨日は、マンハッタンの日本クラブで 斎藤 真嗣先生の講演を聞いた。「体温を上げると健康になる」作者: 齋藤真嗣,高橋朋宏・平沢拓,発行人植木宣隆出版社/メーカー: サンマーク出版(2009・3・25)発売日: 2009/03/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1…

a funny story

今日アメリカ人の友達と ランチをしていて ふと思い出した 一番したの息子の話。 前回赴任時の最後のあたり 息子は現地の小学一年生に入っていた。 と言っても 現地校に入ってまだ6ヶ月もしていなかったと思う。 ようやく簡単な英会話を理解する様になった…

ゲームを楽しむには

いつもいつも期待に応えなくてもいい 時々応えるくらいでちょうどいい とか 前回書いた。 でも いつもいつも期待に応えなくてもいいが その集団で決めた約束(ルール)を いつもいつも守らなくていい ということはない。 鬼ごっこでも かくれんぼでも ドロケ…

期待に応えるについての考察

親の期待に応える 子は 社会の期待にも 応えるように思う。そんな子は 大人になったら きっと 職場の期待に応えて 家族の期待にも応えていきそうだ。 素晴らしい人物に違いない。 しかし、そういう人は 出来杉くんのようで つまんない気がする。 答えがわか…

他人のブランコを押してはいかん。

長男が3歳くらいのことである。 当時は東京の小金井あたりでも若いお母さんが外で働くのは稀であった。 だから、平日のひる頃には公園にたくさんの母子が集まって、賑やかだった。 私の長男はすべり台が好きだったので、よくすべり台近辺で遊んでいた。 男…

◯◯であるが、XXでもあり、真剣な議論が必要だ。

お友だちにかしてもらっていま読んでいる面白い本「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)作者: コリンジョイス,Colin Joyce,谷岡健彦出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2006/12/07メディア: 新書購入: 14人 クリック: 140回この商品を含…

何かを本当に伝えたいとき(パート2)

中3になる息子が私が先に書いた『本当に何かを伝えたいとき』を読んで、「これ、上から目線な文。自分の正当性を疑わず若い人やお年寄りを見下している。」というような意見を言ってくれた。 読み返すと、なるほどそうだなと思う。 私が言いたかったのは、…

宇宙の法則

小さな塾をさせて頂いていて あることに気付いた。それは、母親から見たお子さんに対する 家庭内評価はやがて外の社会評価となっていくということだ。 この法則は、経験を通して解ったものであり、 頭で考えたことではない。 母親のそのお子さんに対する評価…

自分にないものを持っている人

遺伝子的に、ドーパミン第四受容体の遺伝子内塩基配列の繰り返し数が多いほど「新奇探索傾向」が強く、セロトニンが少ないと「損害回避傾向」が強まる。(スタンフォード集中講義の本より) という文を読んだ。 つまり 新規事業へ乗り出していくタイプの人と…

Age of Aquarius

去年、町の市民講座でタロット占いの講座があり、タロットを英語教材としても使えないかという興味でその講座にでかけた。先生はメアリーという65歳の女性。一見何歳なのかわからない感じの長身、長髪、細身のおしゃれな方だった。彼女のお父様はお医者様…

本当に何かを伝えたい時

何かを本当に伝えたいとき、 相手の目線にあわせて 目を見つめて 真剣に話す このようなやり方を 誰か一人から聞いたのではなく 何人からも聞いた気がする。 記事や本で 普通に書いてある気がする。 常識といってもいいと思う。 でも、 このやり方は 相手に…

i-Pad

i-Padを買ってしまった。 日本の息子が会社で入り用という事だったので、近所のアップルストアで16ギガと32ギガの二つを買いにいったのが運の尽だった。 店頭で触っているうちに、急に自分のi-Padもほしくなってしまった。 ところが、お店ではひとりにつ…

論語の心が小学生の宝物を救う話

論語物語 (講談社学術文庫)作者: 下村湖人出版社/メーカー: 講談社発売日: 1981/04/08メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 70回この商品を含むブログ (50件) を見るこの本を今よんでいる。 この本は日本の家のご近所の奥さんから、 夫が先月一時帰国した際に…

小夜曲 

日本の私の小さな塾に 来てくれていた御兄弟が お兄ちゃんが高校三年生 弟さんが高校一年生に この春からなり、 我が家をはるばる訪ねてくれた。バイオリンのシルバーケースをしょって 飛行機にのって お二人で来てくれたのだ。 変わっていないのに 大きくな…

ウェストサイドストーリー

4月3日に見た。日本からやってきた高校生男子(新3年、新1年)二人と見た。 偶然にも、その一週間ほど前にロミオとジュリエットを読み返していたので 2重に面白かった。 ロミオとジュリエットを読んだのは多分大学生の時。 その時はそんなに感じなかった…

Back off girls! He's mine!

去年の夏の出来事。 息子が入っているサッカーのリーグにも 日本のように試合当番のような役割があり、 ドリンク当番とスナック当番がつく。 スナック当番だったおうちのお父さんが すっかりそのことを忘れてしまって 車にしまいこんだスナックを 駐車場まで…

I win!

夫からきいた出来事。夫が夜遅くに、グリニッチ駅の階段を上っていたら 反対側にも同じような速度で階段を上る女性がいた。こんなに夜遅く、「やれやれ」と思いながら 上り、後数段を残すのみになった時反対側の女性が急に速度をあげ パパッと上りきった後に…

New York 大阪説

ご主人様が「鉄」関係の方から 「夫の会社では、NYは関西ノリともっぱら評判です。」 と聞いたのは、約一年前。今度はご主人様が「銀行」関係の方で 昔ロンドンに駐在なさっていた方から 「ロンドンは東京、NYは大阪っぽいわ。」 と伺ったのは、約半年前…

問いかけ

『例えばアインシュタインが途中で全てを投げ出して、詩を創ることを生き甲斐だと言い始め、それが目も当てられないほど下手糞だったら。その時、彼の人生は「勿体無い」と評価されるのか?』 という問いかけをあるtwitterで見た。 まず思うのは 途中で全て…

太陽礼賛

むかし、大学時代に山登りをしていたとき、 観天望気とか ラジオを聞いて天気図を書いて 天気予想をすることを勉強したことがある。 何かのそういう気象講座にも通って、 普通の地上天気図だけでなく 高層の様子も書き込む 高層天気図も作りかたや 地上天気…

覚悟

覚悟という言葉は あんまり良くないことを 想定内として 受け取る 引き受ける ときに使う。もともとは仏教用語らしい。 悟りに目覚めると言う意味。 悟りに目覚めると、 この世の煩悩を捨て、 色々なことを断つ、 あきらめるところから転じて 良くないことが…

無意識を無意識に具現したものの違いを考える

ずいぶん昔約30年前私は大学生であった。 英文学を勉強していたはずだけど 何を勉強していたのやらという まったくしっかりしてない学生だった。 その割に 英文学の中で勉強したことを ふつふつと思いだすことがある。 私は16世紀から17世紀の詩を主に…

丁寧に生きよう

先週末から始めていた 家の片づけが 結構すすんだ。 約一週間かかったけれど すっきりしてくると やはりうれしい。 整理整頓では 置き場所を決める。 これがまず大事なことだ。 次に大事なのは 出したら入れる。 開けたら閉める。 しかし こんな単純なことが…

be stupid

ぱらぱらと 若者のファッション雑誌をみていたら、 宣伝コピーに smarts have plans. stupids have stories.be stupid. というのがあった。 いろんなstoryを知ったり、 もってたりするほうがたしかに 面白いと思う。 それに、 どんなことが起きても自分を主…